博多祇園山笠・2013【フィナーレ】

博多祇園山笠の最終日、7月15日の追い山・櫛田入りが終わりました。山の最後のシーンを撮るつもりで、興奮冷めやらぬ櫛田神社を後に、ゴール地点の須崎の廻り止めに向かいました。

須崎廻り止め

すでにゴールインした山もありますので、急いで行きましたが、残念ながら見物人が多過ぎて近寄れませんでした。やはり、連休最終日。かなりの人出があったようです。

これは、廻り止め通過後の中洲流です。

舁き山は追い山終了後、それぞれの流地区へと戻ります。西流は昭和通りをまっすぐ進みます。

かろうじて、ゴール直後の七番山・千代流の上側のみ撮影出来ました。千代流の全コース所要時間は、29分43秒。一位の東流、28分49秒に続いての二位でした。

山崩し

川端商店街まで戻りました。三番山・大黒流の舁き山飾り付けの解体作業が行われていました。飾り山は追い山開始までに、又、舁き山は追い山が終わると、即、解体してしまいます。

昔ながらの山の解体作業を山崩しといいまして、手一本の後、流の関係者で飾り物の奪い合いをするそうです。今では西流のみで行われているそうです。

人形を山から降ろすところで、人だかりが出来ました。

「あぶないから、下がって下さい！」との声が飛び交います。

こうして人と比較してみると、結構な大きさなのが判ります。

通行人も多くて、身動きが取れなくなりました。

この後、山は清掃してから、来年の当番町へと引き継がれます。

ビールで乾杯♪

人いきれで息苦しくなってきたので、近くのカフェへ。

須崎の廻り止めあたりから合流した、人気ブロガーのだいまるさんと、ロンちゃんです。

おだまりキャサリンも加わって、四人でビール飲みました。

徹夜明けのビール♪最初の一口の旨い事、旨い事♥

飲みながら、川端商店街を歩く事に、

先程の大黒流の舁き山は、飾り付けが綺麗に外されていました。

少し先に進むと、動く飾り山の八番山・上川端通が見えて来ました。ここも大勢の人が写真を撮ったりしてました。

八番山の飾り付けは、すぐ横にある「ぜんざい広場」の飾り山へと飾り付け直されます。
来年の山笠まで、ぜんざい広場に出向けば、この山を見物する事が出来ます。

流の関係者に一言断ってから、舁き棒を触らせてもらいました。

ビール片手に、「おいさ！」「おいさ！」

直会（なおらい）

直会は、なおらいと読みます。言葉の意味は神事の後、神様への捧げ物を戴く行為から来ているそうですが、山笠では、毎日の山が終わると、各流が地区ごとに集まって直会を開きます。

反省会や親睦の意味もあるそうです。ビールやごりょんさんの料理で盛り上がります。

中洲流の後走りに屋台探検隊のしげちゃんが参加してます。

直会の会場で探しましたが見つかりませんでした。どこに座ってたのかな？

朝日が目にしみる、那珂川沿いです。春吉橋の上に居ます。向こう側の橋は、中洲懸橋です。

せっかくなので、わたしたちも直会する事にしました。

近くの24時間営業のお寿司屋さんで、又、乾杯しました♪

あなごにはきゅりが載ってました。山の関係者は山笠期間中はきゅうり断ちするそうですが、
今日からは食べる事が出来ますね〜。

わたしは、とにかく玉子が大好きです。厚焼き玉子を頼んだつもりが、にぎりが来たのは、
酔っぱらってオーダーミスです。朝飲むお酒は効きますね〜。

サラダやら、追加のハイボールやら、チューハイやらで、楽しい直会になりました。
しかも、ボーナスが出たばかりとのおだまりきゃさりんが奢ってくれました。

たいへん、誠に、ありがとうございました♪

楽しかった今年の山も終わりました。期間中は男衆の熱気にあてられて、暑くて熱い博多の街でした。山笠に夢中になる舁き手や関係者を山のぼせと言うそうですが、よく判る気がします。

今年は梅雨はとっくに明けてしまいましたが、やはり毎年、この言葉で締めさせて下さいませ。

博多の街は、山笠が終わると本格的な夏を迎えます

（おわり）

スポンサーリンク