久留米はしご酒の最後は、屋台・南京千両のとんこつラーメンで〆ました。
果たして発祥の味とは!
創業昭和12年、とんこつラーメンのルーツと言われているのが南京千両です。
久留米屋台・南京千両
文化街から西鉄久留米駅方面にぶらぶらと歩きます。途中途中に屋台がちらほらとありました。有名な、うなぎ専門の屋台も発見しましたが、今回は南京千両のラーメンと決めていたので、次回のお楽しみにしました。
屋台のノレンをくぐると、笑顔の素敵なお母さんが出迎えてくれました。
メニューです。ラーメン一本勝負の屋台ですね。替え玉システムは無いようです。
エビスの瓶ビールで乾杯♪
ラーメンと、とんこつ飯をオーダーしました。どちらも初体験です。
手際がイイネ!おかあさん。
おかあさんの華麗な技を連続写真でご覧下さいませ。
麺はめずらしくも、ちぢれ麺です。自家製だそうですね。
ちゃっちゃと湯切り。だれも麺の固さを指定しませんでしたので未確認ですが、多分、バリ固とかの指定は出来ないと思います。
肉は細ぎりに切られていました。これも九州的にはめずらしいのでは。
おかあさん「もうじき出来るよ〜」
最後に有明産のノリを乗せて完成です!
食べます、食べます!
出来ました〜南京千両のラーメンです。一杯500円なり。
シナチクが入ってますね!こちらの屋台には、とんこつラーメン屋で良く見かける紅ショウガは置いていませんでした。高菜も見かけません。このままの状態で頂きます。
さて、とんこつラーメン発祥の味とは!
びっくりするぐらい、あっさりしたスープでした。豚骨臭いの強いラーメンばかり食べてる人には、物足りないような気もしますが、豚骨ラーメンが苦手な人なら、逆に食べ易くてよいのかも知れません。
後日、南京千両のホームページを見たら、成る程な〜と思いました。確かに、最初に頭に浮かんだフレーズは、「支那そば」のイメージでした。
初代 宮本時男がうどんの屋台「たぬき」を
営業していた昭和10年頃、当時横浜で
「支那そば屋」が流行しているという
弟の情報をもとに、横浜の南京街(現中華街)
や東京で支那そばの作り方を修得。昭和12年に「南京千両」という屋号で、福岡県久留米の明治通りに「九州初のラーメン屋台」を誕生させました。
これが「九州とんこつラーメンのルーツ」と言われています。
こちらが、とんこつ飯です。とんこつ風味の炊き込みご飯って感じのお味で、美味でした。
ペロリと完食。あっさりとしたスープは全部飲み干してしまいました。
同行した美女チーム(自称)の皆さんは、二人で一杯を分け合って食べてました。毎回思いますが、お酒を沢山呑んだ後のラーメンは本当に旨いですね〜
おかあさん、ご馳走さまでした!
すっかり満足した美女の皆様と一緒に、大きくふくれたお腹をさすりながら、西鉄の特急電車で帰宅の途につきました。また、いつの日か久留米に来る機会があれば、再訪問したい屋台です。
(おわり)
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