屋台かじしかは、新屋台条例に基づき、屋台営業権の更新が出来ず、2017年3月31日をもって、残念ながら閉店しました。
営業最終日は、報道陣の取材、大勢のファンが訪れ、名残を惜しんでいました。
かじしか・廃業の日
お花で埋め尽くされた店内のショーケース。
『また、ご縁がありますように』
最終日はラーメンのみの提供でした。1杯5円です。
久しぶりに食べました。旨いね〜。大将自慢の博多とんこつラーメン、臭みがなく、アッサリ系のクリーミーなスープが特徴です。
大将、元気に振る舞ってましたけど、やっぱり、寂しそうな顔してますね。
まあ、そらそうですよ。日本一、福岡で一番の屋台と言われるように、頑張る!て、大病も克服して、一生懸命働いて来たんですから、やはり無念で、寂しく、悲しく、辛いでしょう。
テレビも3社ほど来てました。
かじしかファンの女性から、お花のプレゼント。
それを写す、テレビクルーの方。
せっかくなんで、お花で一杯の店内で、みんなで記念撮影しよう、という事に。
女性客が多かった、屋台かじしか。
圧倒的に女性ファンが多数派でした。男女比 1対8くらいだったかな。
大将、最後のご挨拶。
屋台廃業後は、店舗にて再スタートです。
店舗でも、『福岡で一番』を目指すことでしょう。
わたしが初めて、かじしかを訪れたのは、約6年前の初夏でした。
『21才の女性大将・登場!』
と、当時から人気の屋台でした。おもてなしと料理が旨くって。フルーツをベーコンで巻いた串焼きとかが斬新で美味で、予約必須でしたね。
まさか、公募屋台募集で落選するとは思いもしませんでした。
なんとか、続けようと、記者会見したり署名活動したり、色々摸索するも断念。ついに廃業の日を迎えてしまいました。
みんなが帰った後の、最後の一枚。
大将と、小大将の胸中には、いろいろな思いが渦巻いていたのでしょう。
長い事、
おつかれさまでした!
この後、一緒にお酒を飲もうと思ってたのですが、泥酔してフラフラだったので、ここで、お先に失礼する事に。
翌朝は、キレイな晴天。
例年より遅く、天神中央公園では桜が咲き始めていました。
そんな出来事の次の日の、桜の花の淡い色は目に沁みて、過ぎた日々の思い出なんかも浮かんでしまい、色々考えさせられます。
春は別れの季節なんですね。
(おわり)
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TVでも度々映像が流され、戦闘モード全開の「天新」の大将と別に、この「かじしか」は全く知らなかった。若くて、可愛くて、女性の支持が大だというから料理もセンスが良いに決まっているこういう“屋台”が、なぜ公募から漏れるのか、アタマに来る―としかいいようがないが、別地での再開が決まっている…というから、一抹の救いを感じた。「天新」の時の、義を見てせざるは…の論調とは一転、主筆の想いが春の夜空にけぶって行くような感慨を抱かせるレポートでした…
何度も通ってますからね。
やっぱり寂しいもんです。
店舗での再スタートしたら、
ぜひ、一緒に飲みに行きましょう。
ビール一杯だけ奢ります。
帰りに、那珂川沿いでギター演奏会しましょうよ。