福岡に数ある屋台の中でも、フグが食べられる屋台は今まで存在しませんでした(過去形)
ふぐちゃん亭は、2017年度・福岡市屋台公募制度に合格して新規に営業を始めた、ふぐの屋台です。
ふぐって高いのかな〜?前々から気になっていたので、毎日少しずつおこずかいを貯めて、この度、ようやく訪問しました。
で、どうだったかと申し上げますと、
安くて美味♪二人で新渡戸稲造さん未満で大満足。
ふぐちゃん亭・メニュー
- ふぐ天うどん 650円
- ふぐ雑炊 550円
- ふぐ鍋 800円(季節限定メニュー)
(価格は2018年2月2日訪問時
)
- ふぐの天ぷら 600円
- ふぐの唐揚げ 450円
- ふぐの炙り焼き 400円
- ふぐのつみれ 300円
- ふぐ入り卵焼き 600円
このメニュー表に乗っているふぐは、つみれ以外全部食べてみました。
ふぐ以外にも、イカの厚み焼き・250円とか、ホタテとウニの焼き物・500円などメニュー豊富です。
卵焼きは三種類ありますよ。ノーマル・明太子入・ふぐ入りです。
とりあえずビールで乾杯。寒い日でしたけど、一番搾りは暑くても寒くても旨いです。
ドリンクメニュー
- ひれ酒 500円
- 瓶ビール 550円
- 焼酎各種 450円
- チューハイ各種 450円
ソフトドリンクもあります。
イワシバーグ・400円、裏メニューでスモークソーセージ・400円と、堂々と書いてありました。
可愛いフグの置物。シンボルマークですが、こちらはファンの方が作ってくれたんだとか。
ふぐを色々食べてみた
唐揚げ〜
鶏っぽい白身です、タンパクな優しい味の唐揚げです。
焼き物。プリッとした歯ごたえ。
使用されているふぐの種類は仕入れ状況によって変わります。この日は、唐揚げと焼き物が真ふぐで、天ぷらがしろさばふぐ。だったと思います。
ふぐの天ぷらは、塩で食べますよ。もう、ふぐのフルコースですから、すでに大満足中。
ふぐを食べてみた感想
一緒に同行した人は人生で2回目のふぐ体験とかで、前々からとても楽しみにしてました。ヒトコトで言うならプリプリ。あっさりしてて歯ごたえもあるし、美味との事。
調子に乗って、ふぐ刺しも食べたかったけど、屋台では生物は出せませんから残念でした。
実録・ヒレ酒に火が入る瞬間
シャッターチャンスだと、常連さんが教えてくれたので、カメラを構えて待ち構えてました。カメラと言っても、iPhone8です。
ヒレに接近中のチャッカマン!
ファイヤー
お酒の表面に青白い炎がチラチラ、ファワ〜と浮かび上がりました。
火をつけたあとは、すぐに蓋をして、15秒〜20秒ほど待ってから頂きます。
香りがいいですね。ポカポカとあったまります。
せっかくなので、ふぐ入り卵焼きも食べました。
ごろっとフグが入ってます。
福岡の屋台で出る卵焼きといえば「明太子入り」が人気ですが、これからはフグ入り卵焼きも、新名物になるかもしれませんね〜
下関で仕入れる日は睡眠時間ゼロ
ふぐと言えば、下関の唐戸市場でしょう。
大将は大忙し。深夜まで屋台で営業した後、仕入れは長浜に午前3時半から、その後、下関は午前4時半。帰ってきて、仕込み作業。屋台の組み立てと撤去にも合計3〜4時間ほど必要なので、下関まで行くときは寝ないで仕事しているそうです。
屋台のもりさんも言ってますけど、屋台の仕事は一日中時間が必要だから本当に屋台が好きな人しか出来ないそうですよ。
最後に、自分へのご褒美。ホタテとウニの焼き物です。
ふぐも久しぶりなら、ウニもご無沙汰でした。
今日食べた料理は、ぜひ、次回訪問した時もリピートしたいですね。
ふぐ職人・長さん
大将はテトロドトキシンのスペシャリスト
ふぐ免許は昭和48年に取得したという、ふぐに関しては何でも知ってる凄い方。
喫茶店の経営もしていたという大将は、それっぽく物静かで喋り方も優しい雰囲気でした。でも、寝ないで屋台の営業してるんだから、熱血・情熱の方ですね、きっと。
横の美人の方は、奥様だと思ってましたが、違うんだとか。詳細はお聞きしませんでした。
大将、美味しかったです。ご馳走様でした。
ふぐちゃん亭・場所や営業時間
場所は昭和通り、福銀本店前になります!
屋台のマップを更新してなくてスミマセン。
住所:福岡市中央区天神2丁目13-1 福岡銀行本店前 営業時間:午後7時前後から深夜まで 定休日:不定休&悪天候時はお休みです
このあとは、屋台のハシゴです。久しぶりに都へ行きました。
(終わり)
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「機会があれば、行って見たい―」と素直に思わせる、優れたルポルタージュです。淡々と、一定のリズムで状況を描写し、画像を挟みながら必要な情報を漏れなく伝えていくというのは、見た目ほど自然体でラクではない、かなりの修練と試行錯誤を要すると思うが、タカハンはほとんどそれが身についてる―大したもんです。
なるほど、解る人には解るんですね。一流は一流を知るって感じでしょうか(失笑)
なんちゃって。
褒めてもらえて、気分がいいから、機会があれば、福原さんをふぐちゃん亭にご招待します。
ただ、機会はいつ訪れるか判りませんので、その日が来るまで。お体お大事に、日々を大切にお過ごしくださいませ。