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中洲や天神にある福岡の屋台って、毎日組み立てしているんですよ。ご存知でしたでしょうか。

今回は、そんな屋台の組み立て風景を動画で撮ってみました。

中洲の屋台・組み立て風景【もりの場合】

動画はこちら

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屋台のもりは、普段この場所で営業しています。

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営業している時と見比べてみましょう。屋台の器材一切合切、きれいさっぱり無くなっているのが、よく判ります。

屋台は屋台指導要綱の決まりに従い、営業を終えた後、分解して片付けなければなりません。
そして、翌日営業開始前に又組み立てます。毎日、組立と片付けを繰り返しているんですヨ。

運搬は、軽自動車やオート三輪で牽引します。自分で運搬する人もいれば、引き屋さんと言って、専門の業者さんに頼む人もいます。ちなみに、天神の屋台・撫順は自分で運搬。屋台のもりは、引き屋さんに頼んでいるようですね。屋台のネグラは、普通の駐車場が一般的です。

引き屋さん

その名の通り、屋台を引っ張って運搬する人の事です。昔は運び屋さんと言う人も居たそうですが、それだと別の怪しいイメージになるので、引き屋さんと呼ぶようになったんだとか。と、以前、森さんに聞いた事があります。

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屋台のもりの電源BOXです。もちろん、九州電力に毎月料金を払っています。

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こちらは、上水道です。

ここ、那珂川沿いの遊歩道は行政的には公園扱いになります。(清流公園といいます)その為、毎月の屋台のショバ代は、福岡市に公園使用料を払います。これが道路上の屋台だと、道路占有料を払います。他にも、屋台を保管する駐車場代も必要なので、屋台営業も意外と色々経費がかかります。



中洲の屋台・休業日

先日、那珂川沿いを歩いてみたら、屋台のもり以下、5件の屋台が全てお休みでした。

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連休明け、5月7日夕方の那珂川沿いです。

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那珂川沿いに出ている屋台の数は約20軒ちょいです。国体道路の春吉橋から、キャナルシティ側に約10軒、橋を渡って西中洲方面に約5軒。ここ中洲4丁目付近には、5軒の屋台があります。

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福岡の屋台にとっては、どんたく期間のゴールデンウィークは一年間で一番の稼ぎ時です。
連休明けて、みなさん一休みといったところですね。

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普段、屋台のもりは、少々の雨や、少々の台風位では営業を休んだりしないので、この那珂川沿いに1軒の屋台も出てないのは、ちょっと珍しい光景です。なんだか不思議な感じがしました。

(つづく)

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