今年も福岡の三大祭りのひとつ、博多祇園山笠の季節となりました。
伝統・777年目!
各地に設置された『飾り山』を雨の中、歩いていける範囲で見てきました。
天神周辺の飾り山
新天町
天神の新天町商店街です。
こちらは、子供が走らせる舁き山、子供山です。
ちょうど、小学生が山笠の写生大会でしょうか。大勢訪れてました。
新天町の飾り山です。
11番山笠/表の表題・武士心薫立花城(もののふのこころはかおるたちばなじょう)
勇将・立花宗茂がテーマです。
表とは、山の正面側、櫛田神社を向いてる方向です。見送りは、その反対側。表題とは、山のテーマを難しく漢字で表現したタイトルって感じの事です。
見送り 表題はサザエさん
新天町の飾り山の見送りは、毎年サザエさんです。去年も一昨年も、その前もそうでした。
山笠サンバ・今年は?
新天町では、毎年山笠のシーズンに合わせて、新天町山笠バーゲンが開催されまして、土曜日には『サンバ・カーニバル』が毎年行われてます。
今年はどうでしょうかねー
新天町の公式サイトは2016年の山笠記事で更新されてませんので、不明ですが、例年通りなら、多分、7日(土)夕方と14日(土)夕方に開催される事でしょう。
ソラリアプラザ
十番山笠・ソラリア/表の表題は、巴御前(ともえごぜん)です。
見送りは、尾張名古屋保城(おわりなごやはしろでもつ)
ソラリア山は、ソラリアプラザ内部に設置されています。
中洲周辺
中洲流の飾り山です。大雨警報が出てたので、カバーがかかってて見られませんでした。
中洲流は、実際に走る、舁き山(かきやま)も、すぐ後ろのUビル1Fに展示していますが、やはり雨対策で避難してました。
キャナルシティ
キャナルシティでは、ちょうど、噴水ショーが行われていました。
音楽と共に、噴水が上がったり、下がったり、くねったりと。
動画で撮影している人も、雨の中、多かったです。
右側がキャナルシティ側、川を挟んで左側がグランド ハイアット 福岡です。
表の表題は、激闘三太刀。見送りは、ゴジラ博多上陸
川端商店街
八番山・走る飾り山
八番山・上川端通、唯一、実際に走る山として有名な飾り山です。
舁き山と飾り山
今年で777回目を迎える、博多祇園山笠ですが、昔の舁き山は、今の飾り山と同じくらい高く大きく作られていました。
現在のように、走る山と設置するだけの見る飾り山に別れたのは、明治以降、市内に張り巡らされた電線や市電の架線の影響です。
山の高さを高くすると、線に引っかかって、走れないって事ですねー
この八番山にも仕掛けがあり、どうしても電線で下をくぐれない場所に対応すべく、三段スライドの可動式な山となっています。
表の表題は、義経八艘飛(よしつねはっそうとび)、見送りは、京鹿子娘道成寺(きょうがのこむすめどうじょうじ)です。
どの山も共通しているのは、表側の表題は勇ましく、見送り側は柔らか目です。
走る飾り山笠
7月12日の追い山ならしと、15日の追い山には、櫛田入りする飾り山です。
舁き山・四番山笠・土居流
実際に走る山、舁き山です。
舁き山の山小屋は、毎年変わる流の当番町に建てられます。今年の当番は上川端新町なので、ここ、川端商店街の通りに設置されてます。
四番山・土居流 表題は、歌舞伎十八番 暫(かぶきじゅうはちばん しばらく)
舁き山は、表の表題だけです。見送り側はご覧の通り、何もありません。
山の脇は詰所です。
土居流の日程表がありました。
九番山・川端中央街
飾り山・表題は、先陣 宇治川(せんじんうじがわ)
見送りは、朝定番アサデス。KBC(あさのていばん あさです。けいびーしー)
川端商店街に来れば、3つの山が見学出来る
川端商店街は、地下鉄・中洲川端駅駅の出口からキャナルシティへの連絡通路まで直結している商店街です。
面白いお店もたくさんあります。
川端銃砲店とか、角田提灯店、こちらの帽子屋さん、美味しい食べ物屋も多いですよ。うどんのウエスト、どさんこラーメン、私は、ハンバーグカレーの美味しい、バークレーや、飲むなら、せいもんばらいが好きですね。
この日は、その、どこにも寄らず、天神で昼酒飲みました。
飾り山の公開期間は、7月1日から15日の追い山が始まるまでですので、見学されるなら、お早めに!
(続く)
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