2014年7月12日、博多祇園山笠は小雨模様の中、追い山ならしが行われました。
櫛田入り前、土居通り
追い山ならしは、15日早朝に行われる、『追い山』に備えての公式練習というか、まあリハーサルのような行事です。追い山より少し短い、約4キロのコースを走ります。
追い山と追い山ならしのスタート地点は、山留めといいます。一番山から順番に山が並び、開始時間を待ちます。
一番山のスタート時間は、午後3時59分です。なぜ、4時ちょうどにしないかと言いますと、一番山だけ、櫛田入りした後、山を止めて『祝いめでた』を唄うので、その時間を計算しているからです。
動く飾り山、八番山です。煙を吐き出しながら櫛田入りします。普通の山は、『櫛田入り』タイムが30秒前後なのですが、この八番山は1分近くかかります。重たいんですよね。
スタート前、前に詰めるため移動した中洲流の舁き山です。まだ、追い山の始まる前の移動なので、台上がりは、てっぽう(赤色の指揮棒)の代わりに、舁き縄を持っています。
櫛田神社付近は、櫛田入りを見ようとする見物客で、身動きが取れないほど混雑していました。
他の場所に移動しました
追い山ならし・スタート
国体道路を走る一番山・土居流です。
この後、大博通りから曲がってすぐの地点で撮影しました。
もう一度、一番山です。山の通り道を先回りすれば、何度でも見物出来ます。
一番山の次は、いきなり五番山・西流です。この間、カメラが故障してました orz
分かりにくいですが、結構、雨が降っています。
大博通りに戻って、千代流。
大人気・八番山
さて、八番山・上川端通りだけは、細い路地に入れませんので短縮コースを走ります。
写っていませんが、大勢の見物客がカメラを向けています。
やはり、間近で見ると凄い迫力です。電線などが無かった明治以前の舁き山は、みんなこれ位の大きさがあったそうですヨ。
川端商店街に戻ってきた、八番山です。からくり矢倉が降りた状態なので、頭がのっぺりしています。
この後、屋台のもりに行って、ビール呑もうと思ったのですが、まだ開店前だったのでおとなしく帰りました。
山笠は、明日13日に集団山見せ、そして、15日早朝にはフィナーレ・追い山を迎えます。
(つづく)
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